2016.10.06
シャルトル大聖堂のバラ窓のブーケ
こんにちは!青江です。
久しぶりの旅ブログと、レッスンのご報告です。
今回の海外研修では、いろいろな芸術・建築・自然に触れて、
新しい感性を持って帰ることも目的だったのですが、
その点でも非常に成果が多く、
表現したいものをいろいろ見つけて来ることができました。
そんなこともあって、
現在発表している9月10月のレッスンのテーマは、
そのほとんどが旅でひらめいたものばかりですが、
まだ他にもいろいろやりたいことがあって、
それぞれ似合う季節に出していきたいと思っています。
今回は先日終了したレッスン、
シャルトル大聖堂のバラ窓のブーケのご報告。
シャルトルは、
昔、語学学校時代に住んでいたランブイエからも近いこともあり、
いつも気になっていたのですが、
結局一度も行ったことがなく、ようやく今回行ってくることができました。
シャルトルまではパリから電車で片道1時間程度。
その間にベルサイユなどの有名な街を通ります。
到着したら、まずはホテルで観光マップをもらって、
目指すは大聖堂!!
道中、かわいらしい眺めがたくさん!
その街並みだけでもほっこり。
迷いつつ進み、大聖堂のタワーの先端が見えたら、
あとはすいすい。
到着!!
早速中に入ると、一面に広がるステンドグラスの美しい光!
高い建物の至る所にステンドグラスがあり、
その美しさにはしばらく立ち止まってしまうようでした。
中でも、シャルトルのステンドグラスは
シャルトルブルーと言われるように、ブルーの色彩が特徴的。
そして、こちらがレッスンのテーマになった
バラ窓。
このバラ窓の赤と青の組み合わせがとても心に残って、
それをお花で表現できればと思って、レッスンを企画しました。
バラ窓のような鮮やかな色彩の組み合わせ、
特に赤と青の組み合わせは普段なかなかしたことがなかったのですが、
一度その組み合わせを美しいと思えると、
その後も自然と自分の中にしっくり落ちてくるが不思議だなと思います。
今回はテーマのバラ窓の雰囲気を表現するために、
お花の顔を並べて、平らに束ねていただきました。
周りは教会の中の厳かな雰囲気を表現するために、
暗い色の葉物で囲んで。
そうすると、鮮やかな色彩が浮かんでくるようです。
ブルーのデルフィニウムはその色もこのブーケに欠かせないものでしたが、
その薄い花弁が光を通す様子がステンドグラスのようで、
光の表現として飛び出して束ねてみています。
いつもは壁際で撮影することが多いですが、
今回はバラ窓感を出すために床に花瓶を置いて、真上から撮影してみました。
偶然ですが、うちのお店の床が教会の壁のようー!
再オープン後初のレッスンのテーマとして、
とても面白かったなと思います。
今後も旅の経験を活かした作品をちょこちょこ提案していきたいと思います!
ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました!