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2017.07.14

暑い日、ヒマワリ。

こんにちは!jardin nostalgiqueの青江です。

7月ももう後半ですね。
毎日安定した暑さ。。。人にも花にも、厳しい季節です。

この時期の店頭で、ご自宅用のお花を買われるお客様のリクエストで多くなるのは、
「涼しさを感じるお花」か「夏らしい印象のお花」。
「夏らしい印象のお花」と言われたら迷わずおすすめしてしまうのは、
やはりこの季節の定番!ヒマワリです。
今が旬のヒマワリは、きっと暑さの中でも耐えてくれるはず!と、
お花の長持ち優先のお客様にも、心強い気持ちで送り出しております。

そんなヒマワリも、ふと気づいたらいろんな品種が流通していて、
夏らしくて元気がとりえ!な子だけではなくて、
もこもこかわいい八重咲の子や、
ブラウンカラーをまとって、大人でシックな顔をのぞかせている子もいます。

今回はそんなひまわりいろいろを使ったブーケをご紹介しつつ、
花合わせの参考にしていただければと思います。

ブラウンカラーの大人な顔のヒマワリは、それだけでも十分個性的。
「ムーランルージュ」「ダブルダンディ」「マホガニー」
どれも茶系のヒマワリの名前ですが、
その名前だけでも雰囲気満点ですよね。
そんなヒマワリ達はシックな印象のバラや、ブラウン系の葉物と合わせると、
その大人な表情をより一層引き立ててくれます。
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茶系のヒマワリは実はどんな色味のお花にもよく合うなーとも思います。
こんなカラフルな色彩の中においても、それらの色をつないで落ち着けてくれます。

先程のブーケとは正反対に、
ヒマワリの夏感をとことん演出したのはこちら。
プロヴァンスのファブリックをイメージした色合わせで、
とことんビビッドに。

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色をとことん見せたい時は、あえて色の塊をつくるように、
グリーンを少な目にしてみます。

こちらはヒマワリ畑をイメージしたブーケ。
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穂や草花と合わせると、ヒマワリをよりナチュラルに見せられます。
ヒマワリでナチュラルにというと、
ハーブなどのグリーンとともにフレッシュにまとめるのもおすすめですが、
ブラウン系の花を交えるとちょっと夕暮れ時のように。
落ち着いた、優しい風を感じてもらえるかなと思います。


いろいろなブーケをご紹介しましたが、
そのブーケの違いとともに、ヒマワリのいろいろな魅力を感じてもらえましたでしょうか!?

家に飾るヒマワリを選ぶときは、まず一番に好みの品種を選んでみてください。
もしももう少し花を足せるゆとりがあれば、
「自然に」「アート的に」「大人っぽく」「涼しげに」などなど、
どんな印象で飾ってみようか考えて、
他のお花を選んでもらえたら
ヒマワリのいろんな顔を楽しんでもらえるかなと思います。
いろんな種類のヒマワリを集めてみるのも、
ゴッホのひまわりの絵画のようで素敵です。

自分はヒマワリを少しでも自然な印象でブーケにしたい時、
その顔の向きや高さを適当にして、
花の重なりや、ちぐはぐでラフな印象を出せるようにしています。
そうすると、見る方向によって、いろいろな角度から花を見れるのですが、
正面だけではなくて、横顔も、後姿もかわいいです。

そんな感じで、家に活ける時も、ぜひ2~3本のヒマワリを買ったらぜひ、
1、2本横や後ろに向けてみてください。
ちょっと自然に見えますよ。
日によって、向きを変えてみても、日々、面白いかもしれません。
向日葵という名のヒマワリは戸惑うかもしれませんが。。。

一重咲きのタイプのヒマワリは、花びらが散ってしまっても、
その中の芯の部分が楽しめます。
散ってしまったような時の流れを感じる姿はとてもポエティック。
しかも、なかなか黒い花というものがない中で、
花合わせにはとても良いアクセントになるので、
ぜひ、その様子を楽しみつつ、次の花合わせを考えてみてもらえるといいかなと思います。

以上、暑い日、ヒマワリ。ということで、
今回はまだまだ花屋さんで見つけられるヒマワリさんですので、
よかったらぜひ、このコラムを思い出しつつ選んでみてもらえたら幸いです。