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2018.02.14

春の花真っ盛り!!

こんにちは!jardin nostalgiqueの青江です。

年末から年始にかけて、コラムの更新が追いつかず、
申し訳ありませんでした。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

1月、2月はまだまだこれから寒さが深まる時期ですが、
花屋さんでは一足早く春の花が出回っています。

jardin nostalgiqueでも、
チューリップ、ラナンキュラス、スイトピーにヒヤシンスなど、
多くの春の花をご用意しています。

春の花の、花屋さんでの旬は、春になるまで。
冬の間がおすすめです。
気候が暖かくなってしまうと、少しふにゃっとしてくるものが多いです。
なんだか不思議な感じですが、
寒い今だからこそ、春を待つ気持ちとともに春の花を楽しんでいただければと思います。

いろいろな春の花がある中で、
ついつい自分が衝動的に仕入れてしまうのは、パンジー。
色のグラデーションやフリルなど、
多種多様な品種が出回るようになりました。

切り花のパンジーについては、
今から12年以上前、
自分が小田急フローリストに勤めはじめた花屋1年目に、
みやび花園さんから入荷したのが出会いだったように思います。
思えば、その時からいろいろな改良を重ねてくださって、
今のように多くの種類・高品質なパンジーが流通するようになったのだなあと思うと、
いち花屋として、産地さんの育種や生産努力には
本当に感謝しなくては、と思います。

そして、それは全ての花においてなのですが、
花屋さんもその努力に応えるように、
花の色々な魅力を活かすように、伝えるように努力しなくては!と思います。

お庭や草原を感じさせる花なので、
草花とともにふわりと束ねるとかわいいと思うのですが、
昨年のレッスンではたくさんのパンジーを使って、
パンジーの独特の模様に注目した、
ブーケ・フォーカスというものを提案してみました。

写真や絵画において、一部に焦点をあてて、そこだけ鮮明に見えるようにする技法を、
ブーケでやってみたら面白いかなー、と思って。


レッスンの前に仕入れたたくさんのパンジーは、それだけで美しいのだけど(笑)。


パンジーをブーケの中で一部分にギュッと集めて、
その他は、パンジーと同じような色彩で、でもぼやりと色を混ぜるように束ねてみます。


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いろいろな色合いで開催しました。

針や糸のような雰囲気の豆のつるや、
特徴的な動きのあるぜんまいなども焦点にあつめて、
パンジーにフォーカス!したブーケでした。

パンジーの切り花は、繊細に見えて意外とたくましく、
つぎつぎに蕾が開く品種が多いです。
玄関などでは、一月くらいずっと次々開花してくれたことも。
ぜひ、お試しくださいませ!!

最終的に、なんだか今回はパンジーの魅力にフォーカスしたコラムになってしまいましたが、
jardin nostalgiqueにおいては、引き続き春の花のいろいろな魅力を提案していきたいなあと思います。

明日も仕入れ!!花との出会いにわくわくしつつ、
冬休み明けてちょっときつい早起きもがんばりたいと思います!!