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2020.12.10

2020年の2つのリース

こんにちは!jardin nostalgiqueの青江です。
12月もあっという間にもう中旬。
明日からは大寒波は来るとのニュースに、
心と着るもの、車のタイヤの準備を整えています。

お店ではクリスマスソングも馴染んできて、
40分のプレイリストを営業中にずっとかけていたら、
次の曲が自然に出てくるくらい、脳内にインプットされてしまいました。

11月下旬から開催していたリースレッスンも無事に全スケジュールを終了しました。
ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございます。
店頭、動画レッスン合わせると、過去最高人数の方にご参加いただいたように思います。

お店でのレッスンは定員が限られている中で、多くの方がご予約できず
申し訳ない気持ちでいたところ、
動画レッスンでも楽しかった!と言ってくれることに、
とてもうれしい気持ちになりました。

今年のリースレッスンでは、2つのリースをご提案しました。
毎年頭を悩ませるリースのデザインですが、
今年は1つは根本的に新しいもの、
1つはそれと正反対に原点回帰的なものを考えてみました。

まず、今までのボリューミーなリースと違って、
華奢なリースをご提案しようと考えたのがきっかけで生まれた
フェミニンなダブルリングのリース。

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レッスンでいつも作成している35cmくらいの直径のリースを
華奢に作成してみたところ、
やや寂しい印象だったので、
じゃあ2つ重ねてみようと思ったのがきっかけでできたデザイン。

せっかくだから、2つ違う印象で!と、
1つは雪景色のように、1つはしっとりとアジサイをメインに、
2つあわせて、季節感がありつつもしっとりアンティークな雰囲気を醸し出すリースにしてみました。

想像していた通り、レッスンで2つのリースを作るのはなかなか大変!
最初の1つに平均2時間。くたくたになって、完成ー!!と喜んだのも束の間、
もう1つの作成にとりかかるという、なんとも塩味なレッスン。

しかも、いつもはボリューミーに!と作成しているリースを
華奢につくるのが意外と難しく、
時に力んでワイヤーコイルを切りつつも、
心はなんとか切れずに作成している皆様を、
とにかく応援していたレッスンでした。

でも、その苦労が報われるのが2つを接続した瞬間です。
みんなの顔が急に明るくなる様子を、自分も嬉しく見ていました。
苦労が大きいと、その分達成感が大きいものですね!


そして、もう1つのリースはトラディショナルな緑、赤、白をベースに、
リースの本来の由来や、色の言われなどをしっかり踏まえて作成したリース・トラッド。

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トラッドという言葉の印象が、ブリティッシュトラッドのイメージが強い自分は、
トラッドと言えばチェックでしょ!とばかりに、
ロイヤルタータンをイメージした布地を探して、
それをリースに巻き込むことに。
以前は新宿で購入していたのですが、今年は外出を控えて
2時間以上かけてネットで探し出した生地。
目立ちすぎず、沈みすぎない色合い、そして冬らしい厚手の生地にこだわりました。

今までずっとリースレッスンをしていましたが、
それぞれの色のもつ意味をなぞって、把握して踏まえていったのは初でした。
自分にとっても、とても良いお勉強のきっかけになったレッスンでした。


こうして、リースレッスンは終了しましたが、
お店のリースのオーダーはまだ続いており、
その中で、面白いアイデアが湧いたりしていて、
来年のリースレッスンでやりたいことも決まりました!

そうなると、今終わったばかりなのに、
早くまたクリスマスリースレッスンの日が来ないかなーと、
来年を心待ちにしてしまうのでした。

ぜひ、皆様もお楽しみに!
って、だいぶ気が早いですね(笑)!