2014.10.16
jardin nostalgique 2周年
10月17日でjardin nostalgiqueはオープンから2周年を迎えます。
ついこの間一周年だったかと思いましたが、
そこからの一年間は最初の一年よりもさらに加速度を付けて早く過ぎたように思います。
でも、その1年間はしっかりお店に刻まれていました。


お店の配置、昨年はいろいろ模索していましたが、
ここしばらくはこの配置で固定しています。



過去の写真を見ると、
こんな時もあったなあーなんて、思い出します。
あの時はお店の配置にあわせて、営業形態も模索中でした。
2年で営業のリズムや仕事の中心となることが見えてきて、
それに伴い、配置も固定してきたのではないかと思います。
いつかまた、夢にあふれるディスプレイをしていとは思うのですがね(笑)

そして、天井!
今はドライフラワーで溢れています!
ドライフラワーをお買い求めにいらっしゃるお客様が増え、
せっせとつるして作成しています。
良いアジサイを見つけては、アジサイの森にするべく吊るしていますよ!

お菓子も種類が増え、でも、一人ではおいつかないほどのオーダーに。
時にはお菓子のディスプレイがすかすか、なんてこともありますが、
それも皆様に好んでいただけているからかなと嬉しくなります。






常設している作家さんの雑貨類も格段に増えました。
できるだけ手作りで一点ものを販売したい!という自分たちの気持ちに
皆様の力を借りて近づいています!

フランス小物も増えました!

レッスンの回数が増えたことにより拡張したレッスン&カフェスペースも
この1年でなんとなく定着したように思います。
今日は机がイレギュラーな配置ですが、6名様満員の際のあのテーブルの配置も
ようやくたどり着いた定番です(狭いけど 笑)!!
この空間を用いて週末3時からのweek end cafeも、
より多くのお客様にお越しいただいております。

外のお花も増えました。
壁の木の色が雨のあたる部分と、あたらない部分で全然違ってきました。
これも時間の経過でしか出ない味わいですね!
そんなこんな、自分がただ振り返りたかっただけのブログなのでしたが、
お読みいただいた皆様、ありがとうございます。
こうして2周年を迎えることができたのは、本当にいつも応援してくださる皆様のおかげです。
ありがとうございます。
3年目は心強いメンバーも増え、ますますお店としてパワーアップして、
ゆるいながらも精一杯がんばっていければと思っております。
今週末は、2周年記念のプチプレゼントや記念お菓子の販売開始、
ブーケ販売など、感謝の気持ちを込めてちっちゃいけどいろいろやりますね!
お楽しみいただければ幸いです。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!!
2014.09.28
ブーケレッスン&ハロウィン!
こんばんは!
バカンス明け第一弾のレッスン、ときめきのブーケの全スケジュールが終了しました。
ご参加いただいた皆様、お申込みご連絡いただいた皆様、
ありがとうございました。
ここに、サンプルの写真を掲載しますね。



フランスで美術館に行った際に、様々な絵画で赤がポイントで効果的に使われていることを感じ、
「赤」の力を表現したくて、どのブーケにも赤を入れてみました。
特に、3回目まではくすんだブルーとの対比を効かせて、それぞれが引き立つように。
秋の季節感の演出にもいいですねー。
最後の回ではオレンジとピンクをベースに。
がらっと雰囲気が変わりました。
ときめきのブーケは同じタイトルであっても、仕入に行く時によっていろいろ変わります。
どんなブーケかわからないのにご参加くださる皆様、
興味を持ってくださる皆様のために、
市場でのときめき探しは時に血眼です(笑)。
また冬もきっとあると思いますので、お楽しみに!
そしてそして、店内ではようやくハロウィンコーナーができました!

今にもおばけが出そうなおどろおどろしい空間。。。
と思いきや!!

こーんなにかわいいかぼちゃのおばけさん達。
そういえば去年も来た!!

きのこもにょきにょき。
ぜひ、近くで見に来たくださいね!
2014.09.23
ご依頼にお応えして フランス甘いもの紀行
こんばんは!
夏休み後のオープンからもう一週間、
待ってましたとお越し下さるお客様に休みボケの体も心もすっかり目覚めました。
お越しいただいたみなさま、本当にありがとうございます!
そして、このブログを気にかけてご覧いただいている皆様も、ありがとうございます!
皆様とのお話の中で、フランスで食べたスイーツの話が出まして、
ぜひその写真を見てみたい!とのことでしたので、
先日UPしなかったけれどいただいたお菓子の写真をUPしますね!


こちらは南仏、フレデリックのお宅でいただいた朝ごはんのパン。
オレンジフラワーウォーターという香りのついたパンやお菓子がたくさんあるそうで、
上の丸い方のパンはその香りが漂う。
思い出深いのはこの時に食べたバゲット。
この地方のバゲットは小麦から違うらしく、カリっとしていて芳ばしくて、本当においしかった!

夜のパーティーでは、イチジクのタルトを。
季節のフルーツたっぷりのシンプルなお菓子はフランスらしいなあと思います。

こちら、南仏と言えばなカリソン。
メロン風味のもので、みんながあまり食べない中、自分はむしゃむしゃいただきました(笑)。

リュベロン地方の街、ルシヨンにて。ラベンダーのジェラート。
色も香りも自然で、期待以上においしかったです。

パンもいろんなお店で買って食べたのですが、ご近所のブーランジュリーがとてもおいしくて、
旅の間で数回立ち寄りました。

フォションでは小さいデザートの詰め合わせを。
小さいながらも1つ1つに驚きのある味でした。

カールフーシュさんのお宅では特製のミラベルのタルトを。
とろとろに煮えたミラベルとタルト生地の甘みが絶妙で3切れいただきました。。。

クレープリーでは、ラムを効かせたバナナ入りのクレープを。
ラムの味わいがほどよくて、バナナの甘みとちょうど良いハーモニー。

マレのフレンチ、les enfant rougeさんでは、やはりこちらもラムの効いた
ババオラムを。
こちらもとっても上品な味わいで、ラムがちょうど良くていくらでも食べれそうでした。

ロワールのお城、アンボワーズ城のふもとにあるパティスリーbigot(ビゴ)では、
チョコレートのケーキを。
このお店のオーナーのいとこは日本でも有名なパン屋さん、bigotのオーナーだそう。



ラロゾワーに連れて行ってもらったフレンチでは、いろいろなデザートを。
コーヒーとともにいただく小さなお菓子たちもどれも驚きの味。

フランスと言えばマカロン!
なわけで、ピエールエルメのマカロンも買って帰りました。

主要な駅にだいたいあるPAULでは、フランやレモンタルトを。
個人的にはPAULのショソンオポンムがパイ生地のさくさく感と中の甘酸っぱさのバランスが良く、大好きです!

ポワラーヌといえば、素朴なクッキー。
なんだかほっとする味。

最終日にはパートドゥフリュイを道中でつまみました。
果汁がぎゅっとつまった濃厚な味わい。
以上のように、本当にたくさんのお菓子を食べました。
いろいろ食べたけど、素材が良ければシンプルでもおいしい!とつくづく思うのでした。
今後のタカのお菓子作りに何かアイデアをもたらしてくれていることと思います。
お腹が空くブログですねー。
また次回からはお花やお店のことをつづっていきますね!
2014.09.16
明日から営業再開です!
こんにちは。
長いと思っていた夏季休暇も今日で終わり。
明日17日から、また元気に営業を再開しようと思います。
不在の間、いろいろご迷惑をおかけしましたが、
またどうぞよろしくお願いいたします。
2週間のフランス滞在は、
旅立ちの前日にエールフランス便の欠航が決まったりと、
出発前こそハプニングがあったものの、
一日遅れで出発してからは、一回も雨にあわない穏やかな気候の中、
お花のブラッシュアップ、仕入、お菓子の研究、今後の打ち合わせなど
有意義な時間を過ごしました。


パリではのみの市にて仕入をしたり、


自分のパワースポットと言える場所を巡ったり、



お菓子をたくさん買って帰って研究したり、

時には朝カフェを楽しんだり、


もちろんお花屋さんもたくさん見学。
お花を買って活けたり・・・
お花を買って持ち帰る時の幸せな気分を思い出しました。

研修先だったラロゾワーは相変わらず雰囲気満点。
今回はパリでの生活半分、あとは地方での滞在が半分。
地方は研修時代にお世話になったフローリストのみなさんにご案内していただきつつ、
その間に今後のコラボレーションなどについても相談しました。
まずは3日間滞在したプロヴァンス。
太陽がまずパリと違っていて、一段と明るい。
プロヴァンスでは、研修でお世話になったフレデリックギャリーグさんにお世話になりました。




この乾いた丘には独特の植生があって、
そこでお花を採集しました。
風が強く、サバイバルな環境の中、枯れ枝や砂、乾いた葉の色の調和の美しさを感じました。
タイムやローズマリーなどのハーブも生息していて、
それを採集したものはさっそく夜のお食事になりました。

この地方のオリーブは50年くらい前に一度凍って枯れてしまった後で、
根からまた再生した数本の枝が育ってできています。
なので、全部こんな不思議な形。

足元にこんな小さなお花があったり。

夜の食事はキャンドルを灯して。

こちらはある日のお昼。
洗いざらしの布をクロスに、シンプルだけどかっこいい食卓。
フレデリックさんは南仏でもフランスの方にお花のレッスンをしているそうで、
たまたまちょうど開催されていたレッスンで、
タカはフランスのマダムに生け花のレッスンをすることに。

そんな突然のイベントもありつつ、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
フレデリックさん、本当にありがとう。



ラロゾワーのアランとクリスティーヌは、ロワールの城をいくつかと、
ちょうど開催されていた庭のエクスポジションをご案内いただきました。




そこからお二人の田舎へ連れて行っていただき、
お花についてのお話をしたり、
静かでのんびり、夢のような時間を過ごしました。




庭で摘んだお花でお部屋を飾ったり、

お昼はお庭でランチしたり、


夜も外でシャンパンをあけて。
広大なトウモロコシ畑の横でみんなで座って見上げると大きな満月。
耳を澄ませると、木々のざわめきや虫の鳴き声。

翌朝、車を少し走らせるとこんなシクラメンの群生地が!!


近くのロッシュという村で開催される朝市に連れて行っていただいたり、



自分達では行けないようなレストランに連れて行って下さったり。。。
こうして歓迎してくだるお二人には心から感謝です。
アラン、クリスティーヌ、本当にありがとう!
そして、前回のフランス研修でも訪れたカールフーシュさんのお宅にもお邪魔させていただきました。



広大な牧場、自然の中で生活するカールさんのお家。
庭には何種類かわからないくらいのお花が咲き誇っていました。
山を歩いてお花を集めて作品を作ったり。
フランスでご縁のあるみなさんに言えるのは、確固としたそれぞれの好みのライフスタイルの中で生きていること。
この旅では、お花の技術以上に、
生活の豊かさや、おもてなしにおける心のこめかたなど、
生き方について学ぶことが多かったです。

また、吹きガラス作家のセバスチャンのアトリエも訪ねることができました。
はじめてお話をして、熱い思いを感じ、
今後、セバスチャンの思いを皆様に伝えられるような販売ができるといいな、と思います。


ランジスではお花をみたり雑貨を仕入れたり。
アテンドしてくれた研修時代の友人、メラニーに感謝!

オドラントのみなさんとは、最後の日の夜にみんなでお食事。
お花について、人生について、今後の展開についてお話をしました。
いきなりここにきて顔出し!!他に写真がなく!!
エマニュエル、クリストフ、葉子さん、ありがとう!
他にも、一緒に研修していたフランスの友人と研修以来にあえたり、
尊敬していたお花屋さんとお話しする機会があったり、
他にも素敵な皆様との出会いがあったり、
いろいろ内容の濃い2週間でした。
多くの皆様のご厚意で、この旅がより深くなりました。
なかなか一般ではいけない場所だったり、聞けないお話をしてくださるのは
とてもありがたいこと。
研修時代のご縁がこうして今も続いていることがとても嬉しかったです。
今後もきっとずっと関わっていけるといいなと思います。
今後の営業はそんなこんな、
研修旅行で学んだいろいろをしっかり活かしたものにできるといいな、と思います。
写真の小出しでしたが、長くお休みをいただいた分、
こちらでお楽しみいただければ幸いと思います。
では、明日からまた、どうぞよろしくお願いいたします!!
2014.08.26
夏期休暇頂戴します。
今日からjardin nostalgiqueは夏期休暇。
先週はお休み前にと多くのお客様がお店をのぞいてくださり、
とても嬉しい時間でした。
お店のお花もすっきりなくなって、
夏休み明けの新しいお花の入荷を待つ花瓶達もしばらくのお休み。
3週間、お店のお花をお見せできないかわりに。。。
今までにレッスンで作成したお花達や、イベントの様子を一挙大公開!
多分、全部アップしきれないのですが、
お楽しみいただきつつ再オープンの9月17日をお待ちいただければ幸いです。


あじさいのリースは昨年に引き続き大好評!
アジサイの色の美しさを楽しみつつ、
実は苦行(!?)と言われるコツコツ作業に取り組んでいただき、
みんな無事完成!!
今頃、きれいなドライフラワーになってるかな!!?
お店のサンプルたちも無事、ほとんど旅立っていきました!

バラのブーケでは、20本近いバラとグリーン、草花を束ねました。
日持ちを重視したセレクションのバラを用いた、爽やかな色あいのブーケ。
写真のような組み合わせの他に、ホワイト-パープルの色合わせの回も。
スパイラルが組みやすい花材で簡単に!と思っていたのだけど、
グルーピングや凹凸を意識してー、なんて言っていると、やたら難しいレッスンになりましたね(笑)。
初心者さんにはスパイラルを学ぶのにとっても良い機会だったのではないかと思います。
続いて、お野菜のテーブルアレンジメント。

八百屋さんのような品ぞろえで皆様をお出迎え。

野菜を用いたかわいい小さなアレンジメントはセンターテーブルの周りに。

これが皆様の度肝をぬいてしまった(笑)、キャベツのアレンジメント。
みんなに1つづつ、キャベツをお渡しして。。。
お料理のレッスンのようでした。
突拍子もないデザインのように見えますが、自分がフランスで研修していた時に、
何度か作ったデザイン。
フランスでは、男の子はキャベツから生まれるといういわれがあるらしく、
出産祝いでキャベツアレンジを贈ることがありました。
テーブル装飾という会話のきっかけになるお花、こんなインパクトがあってもいいかなと思います!

変わって、いつものjardin nostalgiqueらしいお花の
グラミネのブーケドマリエ。
グラミネの魅力や活かし方、自然な花材で自然に作るだけではなく、
デザイン的な要素を加える方法をお伝えしました。
まだ受講したいというお声も多いので、またやりますね。
いつも日程が微妙な日で、回数も少なく、すいません。

続いて、つい先日終了したレッスン、
みちくさのブーケ。
みちくさしていたら見つけた道草達をざっくり束ねたというストーリーを感じるお花にしてみました。
とともに、草花を活かす組み方をお伝えしました。
タイトルからお花のイメージができないということで、
参加していただいた皆様はお越しいただくまで、
「?」を頭に付けたままお越しいただいたのではないかと思いますが、
それでも楽しみにお越しいただく皆様に感謝。
そんなご期待に応えることができていたらいいな、と思います。
そうそう、レッスンだけではなく、
キャンドルナイトも開催していましたよ!!



キャンドルでいっぱいの店内に、タカのお食事とお菓子、
皆様の笑い声で、ほっこり暖かいイベントになりました。
キャンドルレクチャーは知らなかったこともいっぱい。
なにより、生活の中に小さな火を灯すと、なんだか心もほっとするような、
暖かい気持ちになることを感じたイベントです。
他にもたくさん、毎日毎日に報告したいいろいろがあるのですが、
最近はなかなかブログを書く時間もなく申し訳ないです。
レッスンやイベント以外の毎日の様子もご報告したいことたくさんなのですが、、、
そのへんはぜひ、お店にいらしてご覧ください(笑)!!
9月17日から、またフル回転でがんばります!!
どうぞよろしくお願いします!

